はじめに
学生を卒業し社会人として年齢を重ねるごとに、今まで同じように過ごしていた僕たちは1人1人全く違う生活を過ごしていくようになりました。
twitterやinstagramで見る友達のプライベートはそれぞれが全く違っていて、誰もが自分の人生を生きているんだなと実感することが増えました。
しかしそれと同時に、誰かの眩しい生活や輝かしい人生と自分自身を見比べて落ち込んでしまうことも時々ありました。
そこで今回は、自分の人生を幸せに生きていく考え方を確立させるために、この本を手に取りました。
この本を読む目的
- 自身の生活でストレスを極限までなくすこと
- ストレスに苛まれている人に適切な対処法を伝えられるようになるため
- 樺沢さんの本が好きで読みたかったから
(樺沢さんの本を読むと生活が大きく前進するので好きです。今まで読んだ本は、「読んだら忘れない読書術」「アウトプット大全」「インプット大全」)
非常に内容盛り沢山の一冊でしたが、この記事では3つの内容に絞ってまとめてみました。
メモ程度の内容で恐縮ですが、何かご参考になれば幸いです。
1.生活習慣
睡眠食事毎日三食食べること。
コーヒーはメンタルを整えるのに良い。 カフェインによるものではなく「抗酸化物質」と関係していると推測されている。
定期的な運動習慣
週に150分以上の有酸素運動で、薬物療法と同じ程度かそれ以上の効果がある。最近では「筋トレ」にもうつ病を改善する効果を認める報告もあるとのこと。
朝の散歩をルーティンにすると良い。起床後1時間以内に、15〜30分の散歩を行うことが起床後のリズムを作る上でも最適。
2.仕事
「仕事で結果を出すこと」で職場の仲間から信頼を勝ち取ること
職場の人間関係を良好にすることが求められているのではないので(あくまでサブ)、仕事をしっかりと行い、戦力となることで信頼を得ることができる。
「仕事を生産的なものにするには、成果すなわち仕事のアウトプットを中心に考えなければならない。技能、情報、知識は道具にすぎない。」引用:ピーター・ドラッカー
「仕事が覚えられない」はどうしたらいい?
聞き方を改善すること。仕事の覚えが早い人は教えられたことをその場で100%理解しようとする。逆に覚えが悪い人はわかったつもりになって、後から実行しようとした時にどうしたらいいかわからなくなる。
これは職場の先輩が同じことを言っていたので強く印象に残りました。
聞いたことを100%理解するためには「メモをとること。その場で疑問点を解決すること」を徹底する。すぐにわかりましたとは言わないこと。指示や指導を受けた時は、不明点やあいまいな点を絶対に残さないこと。
3.プライベート
他人と自分を比べないこと
人と比べると不幸になる。他人ではなく自分と比べること人と比べるのではなく、以前の自分と比べることで成長を実感できる。前向きになれる。また、自分よりできない人と比べて安心するやり方もやらないようにする。一時の安心感は得られるかもしれないが、成長意欲や思考が止まってしまうため幸せにはなれない。
人を信じて裏切られて疲れてしまわないために、信頼できる人を見分けること
★信頼できる人を見分けるポイント
- 他人への気使い関心がある
- For You軸が強い
- 人にしてあげることを考える
- 信頼を積み上げる
- ビジョンを持っている、筋が 通っている
- 物の見方が中立的
- 言い訳よりもまずごめんなさいを言える
- 自分の言葉、行動に責任を持つことができる
- 時間を守る
★反対に信頼できない人の特徴
- 明らかに自分のことばかり考えている人
- For Me軸の人
- 人にしてもらうことだけを考えている
- いうことがコロコロ変わる
- 恐怖や不安を煽ってくる
- 儲け話をふってくる
- 時間に遅れる
- 言い訳が多い
- 嘘をつく
- 責任をとらない
スルー技術をつけてストレスを受け流すこと
全て本音でぶつからなくて良い。
様々なペルソナ(仮面)を持って上手に気持ちを切り替えられるようにしておく。
★スルー用の言葉を用意しておく
- へー、それで?
- それが何か?
- それで、他に何か?
- わかりました。それで?
- 大丈夫です。ご心配なく。
- そうですね。私もそう思います。
- ありがとうございます。
- なるほど、そういう考えもありますね
- わかりました。検討させていただきます。
- アドバイス、本当にありがとうございます。
- (笑顔で)それは良かったですね。
番外編:個人的に覚えておきたいと思ったトピック
- 頭が良くなる子育て
毎日の読書時間が1~2時間の子が最も偏差値が高く、全く読書をしない子は偏差値が最も下位層のグループに含まれたという。 本の読み聞かせは自分の子供にしていきたいと思った。
- 何かを始める時に良いアクション
・計画を立てる TODO作成 ・何かを書く 手書きで行う ・仕事中に音楽を聞くとパフォーマンスが下がるらしい ・スマホ、ネットを切って集中モードに入る ・自分なりのルーティンを作る
ネクストアクション
【仕事関連】
・指導や指示を受けた時はその場で100%理解できるまで食い下がって質問する。
【生活関連】
・自分の判断に悩んだ時や困った時は「それでいい」と自分に言うようにする。
・1日の終わりに「今日もいい日だった」とポジティブな言葉を自分に伝える。
・週に最低1,2回は魚の料理を食べるようにする。
・ナッツを間食に取り入れる。
・白米から玄米へ徐々に変えていく。様子を見ながら。
・疲れている時、メンタルが弱ってきている時は迷わず睡眠をしっかりとる。最低7時間以上!
・習慣に有酸素運動を取り入れる。まずは1週間に60分のランニングからはじめてみる。
【TO DO】
・書籍「『お金持ちの列車』の乗り方 すべての幸せを手に入れる『切符』をあなたへ」を読む。
まとめ
迷った時はこうする、悩んだ時はこうするという考え方を持っておくことで日々訪れるストレスを上手に受け流すことができるようになると思います。
またストレスは完全になくすという意識ではなく、適度なストレスがありつつも溜め込みすぎないようにしていくことがストレスとの上手な付き合い方だと知った。
上手な生き方を知って、幸せに過ごす時間を増やして人生を楽しんでいきたいと思いました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
この本はストレス対処法、というだけではなく「どうやったら幸せを多く感じられる人生を送ることができるか」をコンセプトにしている一冊になっています。 ぜひ気になった方は読んでみることをオススメします!
それではまた。